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食パン保存は冷蔵と冷凍どっち?カビ防止対策3選!真空ケースご紹介

2017年5月18日

食パン保存は 冷蔵と冷凍どっち? カビ防止対策3選! 真空ケースご紹介

朝食にはパン派という方も多いのではないでしょうか。

いつの間にかカビが生えてしまったり、
食パンが数枚余ってしまったりして困ったことありませんか?

正しい保存方法さえ知っていれば、おいしく長期保存できるんですよ。

今回は食パンの保存方法、カビ防止対策、
真空保存ケースのオススメをご紹介したいと思います。

食パンの保存は冷蔵又は冷凍どっちがいいの?

一般的なパンは小麦粉を使用しており、
デンプンとグルテンを多く含んでいます。

デンプンとグルテン、この2つの成分がパンのおいしさを
決めるとも言われているんです。

では、どのように保存すればおいしさを保つことができるのでしょうか?

常温保存

多くの方は常温保存しているのではないでしょうか?

購入した食パンは袋に入っているため
直射日光を避け保存していますよね。

しかし、夏場は賞味期限内でもカビが生えて
しまったりしたことはないでしょうか?
直射日光を避けても夏場は高温多湿となるため
常温保存には向いていないのです。

常温保存方法

①1枚ずつラップで包むか、専用の保存容器に入れます。
(乾燥を防ぎ、空気に触れにくくするためです。)

湿気が少ない、直射日光の当たらないところで保存するようにして下さい。

常温保存期間の目安

常温での保存は2~3日程度です。
冬場の温度が低く、乾燥した時期には5日ほど持ちます。

賞味期限内でも早めに食べられるといいでしょう。

冷蔵保存

常温保存ではカビが生えてしまったことがあるため
冷蔵庫に入れたら大丈夫ではないかと
冷蔵庫で保存したことがあります。

しかし、固くなってしまい、
少しパサパサした感じになってしまいました。

常温保存に比べると冷蔵保存は
パンに含まれるデンプンの老化を早く進めてしまうようです。

また、水分の蒸発も早くなり、乾燥したり硬くなったりしやすく、
パンの劣化が早くなってしまうそうです。

デンプンの劣化が最も進みやすい温度は0~4℃と言われています。
この温度は家庭用冷蔵庫内の温度なんです。

グルテンも、デンプンと同様、水分が蒸発することで硬化してしまいます。
水分が蒸発しないように密封しても、
デンプンの劣化が進みやすい温度に保たれた冷蔵庫内での保存はオススメできないんです。

冷凍保存

食パンを冷凍保存できるって知っていましたか?

食パンを1番おいしく保存できる方法は冷凍保存なんです。
冷凍保存だと風味も損なわれず、長期間保存可能です。

冷凍保存の場合はパンの水分も凍る為、
乾燥から防ぐことができるんです。
また、カビが生える心配もありません。

冷凍保存すると解凍した時に水分を吸ってしまい
べちゃべちゃしそうなイメージでした。

正しい冷凍保存、解凍をすればおいしく召し上がることができます。

冷凍保存方法

①1枚ずつラップ又はアルミホイルで包みます。
(乾燥を防ぎ、空気に触れにくくするためです。)

②ジップロックなどに入れ密封させ冷凍する。

アルミホイルで包むほうがオススメです。

アルミホイルの方が熱伝導率が良く、急速に
温度を下げることができ、水分が結晶になりにくく、
風味や食感などのパンのおいしさを損なわないのです。
もちもち、フワフワの状態をキープできるんです。

解凍方法

自然解凍させてしまうと食パンが水分を吸ってしまい
べちゃべちゃになってしまいます。
なので自然解凍はダメです。
解凍方法を2つご紹介します。

≪ラップ、アルミホイルを外す場合≫
①トースターを温めます。

②冷凍された食パンをラップ又はアルミホイルを外し、トーストする。

一旦トースターを温めることで、
食パンの中まで火が通りしっかりと解凍されます。

≪アルミホイルで包んだ場合≫
①アルミホイルを取らずにそのままトースターで焼きます。

アルミホイルで包んだ状態だと
アルミホイルの熱が全体に行きわたる為、
おいしく食べることが出来ます。

冷凍保存期間の目安

冷凍保存の場合は2週間~1ヶ月程です。

長期間冷凍保存すると冷凍焼けしてしまうので
1ヶ月以内には食べきるようにしたほうが良さそうです。

食パンのカビ防止方法について

カビが生える原因

食パンは約38%の水分を含んでおり、
この数字は細菌が増殖しやすくカビが生えやすい状況なんです。

食パンには主に、アオカビ、クロカワカビ、クロコウジカビなどのカビが発生します。
季節により生えやすいカビの種類が変わります。

春・秋には発育が緩やかで最適生育温度が低いアオカビ、クロカワカビ。
夏には発育が速く最適生育温度が高いクロコウジカビが発生しやすいです。

また、白カビが生えることもあります。
食パンに白カビが生えると分かりづらいため注意が必要です。

カビは、温度、湿度、酸素等の条件が整うと発育します。

カビ生えやすい環境は
・室内温度25~30℃
・湿度80%
・風通しが悪い
・特に夏場の時期
などが挙げられます。

カビは空気中を漂っているため、繁殖しやすい環境に食パンを置いておくと、
すぐに付着し、増殖してしまうのです。

カビ防止方法

涼しく乾燥した場所で保存する

高温多湿な環境はカビが最も発生しやすい環境です。
また、栄養分もあるためカビの繁殖には最適なんです。

そのため、高温多湿な場所を避け、温度変化のない涼しく乾燥した
場所で保存するようにしましょう。

食パンの袋はしっかりと密封する

しっかりと密封させないと空気に触れることにより
空気中の浮遊カビが付着しやすくなります。

湿度が高くなくても、食パンが水分を吸収してしまい、
カビが繁殖してしまうのです。

ジップロック等に入れ、十分空気を抜いた状態で
密封するようにしましょう。

アルコール対策

食パンと度数の高いアルコールを一緒に保存することで
カビの発生を抑えることができるんです。

食パンに霧吹きに入れたアルコールを吹きかけます。

アルコールはお酒と同じ成分なので口に入っても心配ありません。
しかも、トーストするとアルコール成分が飛んでいくため
アルコールが苦手な方でも安心して食べることができます。

特に夏場はカビが生えやすいため効果的とも言えます。

パンの真空ケースオススメ

パンの保存方法をご紹介してきましたが、
食パンを1枚1枚包むのが面倒、
冷凍保存だとトースト以外の食べ方がほとんどありませんよね。

真空ケースを使用するとパンの乾燥を防ぎ、
真空効果で食品の酸化を遅らせ食品の鮮度を保つことが出来ます。

また、アルコール用ケースも付いている為、
カビ対策にはバッチリです!

食パン以外にもバターロールやポテトチップスなどの
保存にも適していますよ。

その他にも、真空調理ができ、
少量の調味料で短時間で味付け、漬け込みもできるそうです。

食パン以外にも使用できるのは便利です。

ただし、山型食パンは入らないようなので注意して下さいね。

まとめ

夏場や梅雨の時期にはパンはあまり長持ちしませんよね。

カビを生やしてしまったり、余って捨ててしまうのは勿体ないです。

正しい保存方法をすれば長期間保存も可能な為、
ご自宅でも簡単にできるのでよかったら試してみてください。

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