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スイカの夏バテ効果と塩かけで熱中症対策&美味しい見分け方

2017年4月18日

スイカの夏バテ効果と塩かけで熱中症対策&美味しい見分け方

夏と言えばスイカですね。
スイカには夏バテや熱中症に効果的って知ってましたか?
スポーツドリンクを飲むよりも効果があるんです!

また、夏バテ、熱中症以外にも美肌にも効果があるんですよ。

今回はスイカの夏バテ効果と塩をかけ熱中症対策、
スイカの美味しい見分け方についてまとめました。

夏バテにはスイカが効果的なの?

スイカの歴史

スイカは夏の風物詩ですね。
夏の果物の王様とも言われ親しまれている食材の1つですね。

スイカの原産地はアフリカ中部の砂漠地帯と言われています。
17世紀頃日本に伝わってきたようです。
江戸時代中期までは赤い果肉が不吉とされ、
食用としてはあまり好まれてはいなかったようですね。

スイカというと黒と緑の縦縞模様を想像しますが、
昭和に入ってから普及したものだそうです。
それ以前は黒一色だったそうです。

スイカは「西瓜」と書きますが、
西域から伝わった瓜なのでそのように書くそうです。

スイカの栄養素

スイカの約90%以上は水分です。
食べてみると確かに水分たっぷりですよね。
他の果物や野菜と比べるとそこまで味や酸っぱいと感じることも
ないため、あまり栄養豊富なイメージがありません。

しかし、果肉の部分には、ビタミンA(βカロテン)、C、B1、B2などのビタミン類、
カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類
リコピンなどのたくさんの栄養成分が含まれているんです。
捨ててしまいがちな皮と果肉の間の白い部分にも栄養素があるんです。
アミノ酸の一種のシトルリンが多く含まれています。

βカロテン

βカロテンは体内でビタミンAに変えてくれます。
強い抗酸化作用がありガンを防ぎ、全身の粘膜を健康に保つ作用があります。
アンチエイジングにも効果があります。

カリウム

カリウムは体内のいらない塩分や毒素を尿と一緒に排出してくれます。
ミネラルの1つでもあるため、むくみ、夏バテに効果的です。

シトルリン

アミノ酸の1種でスーパーアミノ酸とも呼ばれています。
シトルリンは腎臓の働きを助け利尿作用を促し、体内の老廃物を排出してくれます。

血流の改善や血管を若返らせる作用があり、冷え性やむくみ、血圧抑制効果もあります。

リコピン

リコピンは強い抗酸化力を持ち、老化などの原因となる
活性酸素を取り除いてくれます。

また、コラーゲンの減少抑制効果により、シワを予防できます。

リコピンというとトマトのイメージですよね。
実はトマトよりもリコピンの含有量は多いんですよ。
ただし、果肉が赤いスイカのみ含まれています。

トマトが100gあたり3mgに対して、
スイカは100gあたり3.2mg含まれています。

わずかですがスイカの方がリコピンの含有量は多いのです。

夏バテ、疲労回復効果

夏の暑い日は、紫外線も強く、
他の季節よりも疲れやすいのではないでしょうか?

紫外線を浴びると体に活性酸素が発生しやすく、
疲れやすいだけではなくシミも出来てしまいます。

スイカには活性酸素を取り除いてくれる抗酸化作用のある成分が
たくさん含まれているのです。
特に抗酸化作用の高いリコピン、その他にもシトルリン、ビタミンCが
たくさん含まれているのです。

他にも、免疫力を高めるβカロテン、疲労回復に役立つビタミンB1、B2、C
カルシウム、リン、鉄などのミネラルなどが含まれています。

また、スイカに含まれる糖分には果糖とブドウ糖でエネルギーに素早く変わるので
夏バテで疲れた体へのエネルギー補給にはぴったりなんです。

夏バテで食欲がない時でも栄養補給となるため最適ですよね。

また、夏場は汗をよくかきますよね。
カリウムは疲労回復に効果があります。
しかし、汗と共にカリウムも失われていきます。
それを補う為にカリウムを多く含んでいるスイカがいいのです。

ここまで夏バテ、疲労回復にスイカがいいのはびっくりですね。

美肌・美白効果

特に夏場は紫外線が強い為、日焼けしやすいですね。
日焼けすると肌へのダメージが大きく
シミやシワが心配になりますよね。

スイカにはカロテンの宝庫と言われるくらいβカロテンの含有量が高いんです。
緑黄色野菜よりも多いのです。

抗酸化作用や血行改善、美白効果が期待されるリコピンの含有量も
トマトよりも多いのです。

βカロテンもリコピンも活性酸素を取り除いてくれるため、
美肌や老化防止に期待できます。

さらに、紫外線でダメージを受けた肌の細胞を蘇らせ、
そばかす、シミを予防してくれる成分も含まれています。

また、スイカに多く含まれるアミノ酸の一種でスーパーアミノ酸と呼ばれる
シトルリンには血管を若返らせる作用や血流改善、冷え性・むくみの改善などがあります。

血流改善をしてくれ肌の新陳代謝を向上させターンオーバーを整えてくれます。

夏には日焼けすることも多くなる為、肌にも良いので
女性にとってはうれしい食材ですよね。

スイカに塩は熱中症対策になる?

スイカを食べる時って塩をかけて食べますか?
塩をかけて食べると甘みが増すと聞いたことある方が多いかと思います。

確かに塩をかけると甘みが増す気がします。
スイカに塩はかける派とかけない派で分かれるかと思います。

しかし、スイカに塩をかけることでスイカの甘みが増すだけではなく
熱中症対策となることをご存知でしたか?

スイカに塩で甘みが増す?

スイカに塩をかけることで、味の対比効果と呼ばれる現象が起こります。
味の対比効果とは2種類以上の異なる味が混ざり合うことで、
その一方の味が強まることを言うのです。

舌にはさまざまな味を感じる神経が別々にあり、
わずかな塩のしょっぱさを先に感じることでスイカの甘みが引き立つのです。

塩をかけすぎるとしょっぱさが勝ってしまいます。
塩とスイカの絶妙なバランスが重要なようですね。

スイカに塩で熱中症対策?

スイカの90%以上が水分ですね。
熱中症には水分だけではなくミネラルの補給も必要なんです。

スイカにはミネラルも豊富なので熱中症対策にはぴったりなんです。
むしろ、スポーツドリンクよりもミネラルが豊富なんです。

しかし、スイカには人間の体に必要なナトリウムが含まれていません。
そこで、スイカに塩を振って食べることにより、
ナトリウムまで摂取可能になるんです。

熱中症対策というとスポーツドリンクを思い浮かぶかと思います。
しかし、スポーツドリンクには塩分が含まれていません。
夏場はよく汗をかき、汗と共に塩分まで失います。

スポーツドリンクだけでは塩分を補うことができないのです。
しかし、スイカに塩を振って食べることにより、
塩分まで摂取することが出来ます。

スポーツドリンクを飲むよりも、スイカに塩を振って
食べた方が熱中症対策には有効なんですよ。

また、スイカには体を冷やしてくれる効果があるため、
暑い夏にはぴったりな食べ物と言えますね。

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スイカの美味しい見分け方とは?

ツルのついた部分を見る

スイカの頭頂部を見ると甘さが分かります。
ツルの付いていた部分が緑色でさらに、
大きく窪んでいるもののほうが甘いスイカだそうです。

スイカの模様

スイカの模様が濃く、緑色と深緑色の部分の境目が
はっきりしているほうが甘いそうです。

また、スイカの深緑色の部分が盛り上がっていて
ボコボコしたスイカの方が甘いようです。

お尻のへそ部分

お尻のへそ部分は熟すにつれて大きくなります。
逆に小さいと未熟な可能性があります。

5円玉よりも大きいものは熟しすぎている可能性があります。
大きすぎず小さすぎないものを選ぶといいと思います。

叩いてみる

スイカは叩いてその音で見極めると聞いたことありませんか?

音を聞くだけで完熟したものがわかるそうです。

完熟したスイカはボンボンと鈍い音で、果肉が柔らかくなっているものだそうです。
熟しすぎるとボタボタと鈍く潰れたような音だそうです。

しかし、これは慣れた方でないと判断は難しいようですね。

まとめ

スイカがこんなにも栄養豊富なんてびっくりですよね。
夏バテ、熱中症対策、美肌に効果があり、
夏にはとてもぴったりな食材ですね。

夏だとスイカは入手しやすいので
暑い夏を乗り切る為にも、スイカを食べて見てはどうでしょうか?

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