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梅雨の洗濯物が臭いのは洗剤が原因?漂白剤には消臭効果あり?

2017年3月17日

梅雨の洗濯物が臭いのは洗剤が原因?漂白剤には消臭効果あり?

梅雨の時期は雨が続き、部屋干しすることが多くなりますよね。
部屋干しすると衣類が臭く、なかでもタオル類が特に臭いと思うことありませんか?
洗濯物が臭くなるのは、やってしまいがちなNG行動があるのです。

今回は梅雨の洗濯物が臭い理由、NG行動、漂白剤の消臭効果について紹介させて頂きます。

梅雨の洗濯物が臭いのは洗剤が原因?

梅雨の時期になると、洗濯物を部屋干しする方が多いかと思います。
しっかり洗濯したのに、なぜか臭いという経験ありませんか?
生乾きの嫌な臭いってなかなか取れませんよね。
梅雨の時期には部屋干しする時に臭いが発生しやすい原因があるのです。

臭いの原因物質は、洗濯の時に落としきれなかった皮脂やあかなどの汚れが変質したり、養分となって雑菌が繁殖して臭いの物質が生成されます。

部屋干しで嫌な臭いになる原因物質は、アルデヒド、中鎖脂肪酸、中鎖アルコールが原因となっています。
他にも窒素化合物、硫黄化合物、脂肪酸などがあります。

これらの物質が原因となり、部屋干ししたときに臭いが発生するのです。

部屋干しの時は天日干しする時に比べ、長時間半乾きの状態が続きますよね。

部屋干しの臭いの原因は洗濯物の残った汚れと乾くまでの時間が長くなることによる汚れの酸化と菌の繁殖が原因なのです。

部屋干し特有のニオイの原因は、モラクセラ菌という細菌です。
モラクセラ菌自体は私たちの身体の中にも常駐しており、日常生活を送っている空間にいるごく一般的な菌です。

菌と言うと害があるのか心配になりますが、身体が健康な状態であれば無害の細菌です。
しかし、免疫力が落ちていると日和見感染症を引き起こす原因となります。

部屋干し以外にも普段している行動が雑菌が繁殖したり、カビが生えやすい状態となっていることがあります。細菌の繁殖、カビが生えやすいNG行動を見てみましょう。

 

洗濯する前の汚れた状態の衣服を洗濯機に入れて保管する

洗濯機内は高温多湿となり、雑菌が繁殖しやすい環境となっております。
湿った状態で洗濯機の中に入れていると菌が繁殖します。
洗濯漕もカビが生えやすくなります。

すぐに洗濯しない場合は、専用の洗濯かごに入れて衣服を保管しましょう。
濡れている状態が長いと雑菌が繁殖しやすいため、すぐに洗わない場合は一旦乾かしてから洗濯するほうがいいでしょう。

洗濯物を貯めこむ

梅雨の時期は雨が続き、外に干すことができないためついつい洗濯物を貯めがちではないでしょうか?

洗濯前の汗で湿ったままの衣類やバスタオル等湿った状態のため菌が繁殖しやすい状態となっています。
洗う前の状態でも衣服の繊維の中で菌は繁殖します。
タオル類は濡れていることが多い為、タオルが臭いというのは濡れた状態から菌が繁殖して臭うということが考えられそうですね。

洗う前なので洗濯すれば菌が取れると思いがちですが、モラクセラ菌は洗濯をしても死滅することはありません。

なので、モラクセラ菌が繁殖する前に洗濯をしないと臭いが発生する可能性が高まるのです。

また、貯めこむと洗濯するときもまとめて大量に洗濯することになりますよね。
大量に洗濯をしてしまうとしっかりと洗うことができず雑菌が残ることがあります。
洗濯物はこまめに洗う方がいいですね。

すすぎにお風呂の残り湯を使用する

お風呂の残り湯を使用し、水の節約をしている方も結構いるのではないでしょうか?
お風呂の水には見た目はキレイでも雑菌が多いのです。
そのお風呂の水の雑菌が衣類に付着し、臭いの元となります。

洗いの時は残り湯の温かさで洗剤と酵素が活性化する効果もありますが、すすぎの時には残り湯を使用せず、水道水を使用するほうが雑菌が付きにくです。

洗濯後、洗濯物をしばらく洗濯機内に放置している

洗濯をして干す時間がなかったり、洗濯をしたことを忘れていて放置してしまったりしたことありませんか?
洗濯をしても洗濯機内に放置しておくと洗濯機内で細菌が繁殖してしまいます。
せっかく洗濯しても意味ないですね。

洗濯後、洗濯機の蓋を閉める

洗濯後は洗濯機内も濡れているため蓋を閉めるとカビが繁殖しやすくなります。
洗濯後は洗濯機の蓋を開けて乾燥させる癖を付けるといいです。

洗濯機に雑菌やカビが生えてしまうと、洗濯物に付着し、臭いの原因となります。

洗濯漕の裏側にカビが生えている

洗濯槽の内部や循環経路内にカビが生え、それが洗濯中に衣類に付着して臭いの原因になっている可能性があります。

洗濯漕の裏側は、洗剤が残りカビが生えやすいのです。
実は、粉末洗剤がキレイに溶けきらずに残ってしまうのも臭いの原因なのです。
洗濯漕の裏側は見れないので洗剤が残っているなんて思ってもみないですよね。
溶けにくい粉末洗剤は水で溶かしてから入れると洗剤が残ることはありません。

洗濯漕の裏側は見ることができないため、定期的に掃除することをオススメします。
最低でも3ヶ月に1回は洗濯漕洗剤等で洗濯漕の掃除をするといいですね。

 

梅雨の洗濯には漂白剤がいい?

漂白剤と聞くとシミや黄ばみを白くしてくれるイメージがありますよね。
また、色物には使用できないと思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、漂白剤は除菌や消臭もしてくれるのです。

漂白剤には酸素系と塩素系があります。

塩素系は漂白効果が強く色柄物には使用できません。

衣類用として使用されているものの多くが酸素系です。
衣類用のほとんどが酸素系なので色柄物でも使用できます。

酸素系は、基本的には繊維を傷めることなく汚れの色素や汚れ自体を落としてくれ、また色柄物の衣服でも衣服自体の色は残し、黄ばみや食べこぼし等の汚れだけを落ちやすくすることが出来ます。

使い方は、普段と同じ様に洗剤、柔軟剤を入れ、そこにプラスして衣類用の「酸素系漂白剤」の表示量分入れるだけでいいんです。
それだけで、除菌、消臭効果があります。

ただし、使用には少し注意が必要です。

・水洗い出来ない製品
・金属製の付属品(ファスナー、ホック、ボタン等)がついた製品
・粉末タイプは毛・絹など動物性繊維
・生地に金属染料が使用されているもの

上記の衣類には使用できないため注意が必要です。

衣類用酸素系漂白剤でも粉末タイプと液体タイプの2種類あります。
粉末タイプはアルカリ性で、液体タイプは酸性です。
繊維の種類によって使い分けが必要です。

液体タイプのほうがほとんどの繊維に使用できるため分かりやすいと思います。
なのでまずは液体タイプを使用してみるといいかと思います。

酸素系漂白剤を入れて洗濯をすることで完全に消臭できるわけではないのでご注意を!

また、酸素系漂白剤を使用しても臭いがあまり変わらないというときは
洗濯漕が汚れやカビが生えている可能性も考えられます。
その場合は洗濯漕の掃除をしてみるといいと思います。

洗濯漕を掃除するには衣類用の「塩素系漂白剤」で洗濯槽の洗浄をするといいです。
塩素系漂白剤には黒カビを防ぐ効果があります。
洗濯漕の見えない裏側の黒カビを分解し、除去してくれるので是非使用してみるといいですよ。

お使いの洗濯機の使用メーカーによって使用方法が違うと思いますのでよく確認してから使用してみてくださいね!

まとめ

梅雨の洗濯物が臭い原因、漂白剤の効果についてまとめてみました。
洗濯物が臭くなるNG行動していたなぁと思うものもありました。

漂白剤には衣類を白くしてくれる以外にも色々と活躍してくれますね。
ただ、酸素系と塩素系だけは間違って使用したら大変なことになっちゃいますね。
そこは注意が必要ですね。

梅雨の嫌な洗濯物臭を発生させないように、みなさんのお役に立てればいいなと思います。

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