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野菜の保存常温の場合と冷凍の場合 ペットボトルを使った保存方法も

2016年7月15日

野菜の保存常温の場合と冷凍の場合 ペットボトルを使った保存方法も

野菜を使おうと冷蔵庫をあけたら、いつの間にか傷んでた・・・
そんなことありませんか。

新鮮なうちに使いたいけど残ってしまう。
上手に保存して長持ちさせたい。
冷凍保存できる野菜はあるの?

今回は野菜を長持ちさせる保存方法についてご紹介します。

野菜の保存常温の場所ってどこ?

常温保存の基本は 風通しが良い、冷暗場所です。

冷暗場所ってどんな場所?

冷暗所とは、つねに常温以下で、太陽の当たらない場所のことです。
湿度がこもりやすい場所はおすすめできません。
玄関や床下などが適しています。
家にそんな場所がない場合は冷蔵庫の野菜室を使いましょう。

野菜の保存は、育った環境に近い状態で保存するのがベストです。
南国で育った野菜は冷蔵すると鮮度が落ちやすいです。

冷蔵庫に入れない野菜は?

なす、きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、じゃがいも さといも
などは10~14℃の保存温度が最適ですので、冷蔵庫保存は避けてください。

じゃがいも

新聞紙にくるむか、ダンボールなどに入れて保管しましょう。
明るい場所に置いておくと、有毒物質のソラニンが増えるので要注意です。

常温で1ヵ月もちます。

玉ねぎ

湿気がこもると腐りやすいので常温保存が適しています。
新玉ねぎは野菜室で保存した方が良いです
皮のついたまま、ネットなどに入れてつるしておくのがおすすめです。
またはカゴやダンボールに入れて、日陰で風通しがよい場所で保管しましょう。

カボチャ

カットせずに丸ごとの場合は常温保存できます。

野菜の保存 冷蔵庫の場合

ビーマンやパプリカ

スーパーでは、冷蔵にはなっていませんが、鮮度を保つには、
乾燥しないようにビニールやポリ袋に入れて野菜庫に入れて保存しましょう。

野菜はカットするとエチレンという老化植物ホルモンが発生しやすくなります。
カットした後はラップをしたり、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

にんじん

新聞紙でくるんでから、ポリ袋に入れて野菜室に立てたまま保存します。
水がついていると腐りやすいので、水滴がついていたら、すぐにふき取りましょう。

ピーマン

穴のあいた袋に入れて野菜室で保存しましょう。
冷凍保存もできます。
縦に半分にカットし、ヘタを取って水洗いし、フリーザーバッグに入れて保存すると1ヶ月ほど持ちます。

トマト

真っ赤に熟しているとまと、袋に入れるかラップをして
冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

レタス

丸のまま保存する場合は、芯をくり抜きましょう。
クッキングペーパーに包んでからジッパー付き保存バッグに入れ、芯があった方を下にして冷蔵庫の野菜室で保存します。

水気をそのままにすると、かえって腐りやすくなってしまうので、包んでいるクッキングペーパーはレタスを取り出すたびに新しいものに交換しましょう。

また、レタスを切る時は、手でちぎりましょう。
レタスの切り口が変色するのは、酵素がポリフェノールを酸化させるためです。

包丁の鉄分はこの働きを強めてレタスの切り口を褐変しやすくするので、手でちぎった方が変色しません。

野菜を冷凍した時の保存の期間

たまねぎ

一度にまとめて切って冷凍保存しておくと、調理のたびにきざむ手間が省けます。
使うときは半解凍か、凍ったまま調理してください。

保存期間 1ヶ月以上

ブロッコリー

ブロッコリーに含まれる栄養分は、そのままで保存しておくと約1週間で半分になります。
短時間加熱してから冷凍保存すると栄養分を保つ事ができるので、冷凍におすすめの野菜です。

小房に分け、栄養が逃げないようにさっと30秒ほど茹でます。
水気をよく切って、保存袋に入れて冷凍しましょう。
小分けにしておくと、料理にもそのまま使えて便利です。

保存期間1ヶ月

にんじん

にんじんも冷凍することで栄養分を保つことができる野菜です。
そのまま冷凍してしまうと調理に不便なので、使いたい時の形を考えて切っておきましょう。
スライスや短冊切りにしたものをそのまま金属トレイに並べて冷凍しましょう。

保存期間 1ヶ月

小松菜

野菜の中でも栄養がトップクラスです。
冷凍保存することでおいしさが増します。

水洗いして水分をしっかりふき取り、食べやすい長さに切ります。
保存袋に入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ入れましょう。

使う時は保存袋のまま、流水で解凍します。
加熱調理に使う場合は凍ったまま使えます。

小松菜の他にほうれん草 青梗菜 水菜 春菊
同じ方法で冷凍できます。

保存期間 3から4週間

なすび

へたを取って1本を4分の1縦切りにします。
5分ぐらい水にさらし水気をよく切って冷凍します。

保存期間 3から4週間

きゅうり

シャキシャキの食感は冷凍しても健在。
薄切り、塩もみで冷凍します。

洗って水気を切って薄く小口切りします。

きゅうり1本に塩小さじ4分の1してください。
5分間おいて水気を切りましょう。
ラップに包んでから冷凍保存袋に入れて冷凍します。

保存期間 3から4週間

アボガド

冷凍すると酸化しにくく色が悪くなりにくいです。
外皮をむき種をとって、角切りにして冷凍保存袋に入れて冷凍します。

保存期間 3から4週間

トマト

トマトは冷凍すると、うまみが増します。
トマトのお尻に切れ目を入れて流水に当てながら引っ張ると簡単に皮がむけます。

洗ってよく水気を切ります。
へたを取って丸ごと冷凍保存袋に入れて冷凍します。

保存期間 1ヶ月

しそやねぎは、すぐにしおれやすいので、
保存するときにも水分を補給することが大事です。

しそは湿らせたキッチンペーパーで包み、万能ねぎは、
全体を適度に湿らせてから根元を湿らせたキッチンペーパーで包み、
冷蔵庫で保存しましょう。
最初から細かく切って、冷凍保存で長持ちします。

ペットボトルで野菜を立てて保存しましょう

野菜を横に寝かせて保存すると、上に成長しようとするので、無駄な栄養や糖分を使ってしまいます。
それで腐りやすくなってしまうんですね。

ほうれんそう、春菊、アスパラ、ねぎなど、土に埋まっている時に上に伸びていくものは立てて収納します。
そこで、ペットボトルを使いましょう。

2リットルのペットボトルを入れる野菜を想定して適当な長さに切ります。
切り口が危ないのでマスキングテープで保護しましょう。
これで、野菜がぐらつかず立てて保存できます。

立てて収納すると見やすいので、野菜が重なり合って使い忘れてしまうという事もないですね。

簡単で便利なペットボトル保存ですが、一つだけ注意点があります。

野菜室は冷蔵室よりも温度が高いので、雑菌が発生しやすいです。
野菜クズはその都度そうじをして、ペットボトルも定期的に洗って乾かしましょう。

終わりに

それぞれの野菜にあった保存方法で、野菜を新鮮なまま、長持ちさせることができます。

野菜を上手に長持ちさせて保存すれば、節約にもつながりますね。
是非参考にしてくださいね。

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