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チョコレートのテンパリングする理由は?簡単な方法と失敗時の再利用法

2018年1月23日

チョコレートのテンパリングする理由は?簡単な方法と失敗時の再利用法

チョコレートをテンパリングする理由について気になりますよね。

チョコでコーティング作業する上で
テンパリングって重要な工程ってご存知でしたか。

そこで今回はチョコレートをテンパリングする理由、
テンパリングの簡単な方法、
失敗時の再利用法についてご紹介しますね。

チョコレートをテンパリングする理由は?

テンパリングって何?

テンパリングとはチョコレートに含まれる
カカオバターを分解し、安定した細かい粒子に
結晶させ、融点を同じにするための温度調整のことなんです。

一般的には45~50℃に溶かしたチョコレートを
25~27℃に冷やし、再び31~32℃に加熱し
冷やし固めるという作業をするのです。

テンパリングをしないとどうなるの?

①口どけが悪くなる
②風味が劣化する
③光沢が無い
④型離れが悪くなる
⑤ファットブルームが生じる

テンパリングを行わないと
上記5つのような現象が現れます。

ファットブルームとはカカオバターが表面に出てきてしまい
白い筋や模様が出てしまうのです。

テンパリングって必要?

テンパリングを行うことで
チョコレートがつややかとなり、
柔らかい口当たり、なめらかな口どけの
チョコレートの仕上がりとなるんですよ。

そのため、トリュフなどのチョコレートで
コーティングする際のチョコレートは
テンパリングすることで見た目も美しくなり
口当たりも良くなるんですね。

そのため、美味しいチョコレートを作る為には
テンパリングは欠かせない作業の1つなんですね。

チョコのテンパリングの簡単な方法について

テンパリングにもさまざまな方法があるようです。

その中で私が簡単だと思った
テンパリング方法を2つ紹介しますね。

電子レンジ

≪板チョコ1枚分≫

①チョコレートを細かく刻み、耐熱ボウルに入れラップをする

②600Wで1分50秒ほど加熱する

③ゴムべらで混ぜる

④再度ラップをし600Wで1分程加熱する

⑤耐熱ボウルを別の氷水を入れたボウルに入れ2分程混ぜる

⑥耐熱ボウルに再度ラップをし、600Wで1分10秒ほど加熱する

⑦よく混ぜ完成

フレーク法

≪チョコの量はどのくらいでもOK≫
①チョコレートを細かく刻む

②チョコの2/3をボウルに入れ湯せんで50℃ほどに温める

③湯せんから下ろし残りのチョコ1/3を加えなめらかになるよう混ぜる

④温度が32℃になったら完成

チョコのテンパリングを失敗しない方法は?

先程紹介させて頂いたテンパリング方法だと
上手く出来ないという方もいるはず。

絶対にテンパリングを失敗させたくないという方に
オススメな方法をご紹介しますね。

カカオバターパウダーを使用する

こちらの商品です↓


①チョコレートを40℃に溶かす

②チョコレートの温度を34度まで下げます。

③チョコレートに対し1%のカカオパウダーを入れ
均等に混ぜ合わせます。

④チョコレートが32℃になれば完成。

カカオバターパウダーを使用すれば
簡単にテンパリングができます。

また、失敗をすることはほとんどないのでオススメです。

テンパリング不要なチョコレートを使用する

こちらの商品です↓


①チョコレートを湯せんにかけます

②チョコレートが溶ければ完成

とっても簡単です。
湯せんにかけるだけでテンパリングする必要も無いので
失敗することなく出来るだけでなく
時短にもなるので良いですよね!!

まとめ

チョコレートのテンパリングについて紹介させて頂きました。

バレンタインシーズンチョコレートを作る方もいますよね。

チョコ作りの中でもテンパリングの
役割などあまり知りませんでした。

味や見た目も良くなるのでチョコ作りには
必須な工程ですね。

テンパリングの作業は少し手間で難しいですが
さまざまな方法があるので
色々と試してみて下さいね。

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