料理

里芋の下処理方法や下処理後の保存方法について&皮むきがかゆい理由

2018年1月14日

里芋の下処理方法について気になりますよね。

里芋はぬめりがあり、皮を抜くの大変です。
里芋の皮を剥く方法には
包丁で剥くだけではないのですよ。

もっと簡単に、ぬめりをあまり気にならずに
剥ける方法があります。

そこで今回は、里芋の下処理方法、下処理後の保存方法、
里芋の皮むきがかゆいのはなぜ?を紹介しますね。

里芋の下処理方法について

皮の剥き方

包丁で剥く

包丁で剥くのが一般的かと思います。

まずは里芋の皮についている土などを
水で洗い流します。

軽く水を拭き取ります。

包丁で両端を切り落とし、残りの皮を
縦側に包丁で剥いていきます。

なぜ縦に剥いていくかというと
里芋のぬめりが手に付くことが少ない為です。

里芋のぬめりで手を滑らせてしまうと
手を切る恐れもありますよね。

電子レンジや鍋で加熱後剥く

包丁で剥く場合里芋のぬめりで
手を切ってしまいそうになったことありませんか?

実は包丁よりも安全に皮むきを
出来る方法があるのです。

また、包丁で剥く場合は皮を厚めに剥く為
実が少なくなってしまうかと思います。

しかし、加熱後に剥くことで余分な
実まで剥かなくて済みますよ。

まずは里芋の皮についている土などを
水で洗い流します。

○鍋の場合
水を入れた鍋に里芋を入れ沸騰させます。

沸騰後5~10分程煮ます。

その後は水で流しながら
手で皮むきをすると
ツルんとキレイに剥くことができます。

○電子レンジの場合
耐熱皿に乗せ、軽くラップをします。

600Wで2~5分程加熱します。
里芋の数などにより加熱時間は
調節して下さい。

その後は水で流しながら
手で皮むきをすると
ツルんとキレイに剥くことができます。

アクの取り方

ぬめりの取り方

加熱せずに剥いた場合

里芋500gに対して大さじ1の塩を入れ揉み込みます。

そのあと、塩を取る為水洗いします。

塩を揉み込むことでかなりぬめりを落とすことが出来ます。

しかし、まだぬめりが気になる方は
水を入れた鍋に里芋を入れ
煮たたせます。

沸騰すると白い泡が出てきます。
泡が出たら水で洗いぬめりを落とします。

加熱して剥いた場合

一度加熱しているので
生の物よりもぬめりが落ちています。

そのため、水でぬめりをよく洗い流します。

それでも気になる場合は塩を入れ揉み込むことで
ぬめりをかなり落とすことが出来ますよ。

ぬめりを落とすのはなぜ?

ぬめりは必ず落とさなければならないものではありません。

里芋のぬめりには栄養分が含まれているので
ぬめりを落とさずに調理する方法もあるのです。

ぬめりを落とさずに調理すると
吹きこぼれやすくなったり、料理がぬるぬるとしてしまうのです。

また、他の野菜と煮込む煮物などでは
他の野菜が煮えにくくなったりするのです。

そのため、ぬめりを落としてから調理をすることで
料理をおいしくしてくれるのですよ。

ぬめりを落としてから調理することで
里芋や里芋以外の野菜にも
味がしみ込みやすくなるのですよ。

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里芋の下処理後の保存方法について

里芋の下処理後(皮むき・ぬめり取り後)の
保存方法について紹介しますね。

冷蔵保存の場合

①酢水に3分程付ける

②タッパーなどに水を浸し冷蔵保存する
(毎日水を変えること)

里芋は皮を剥いた後は変色しやすいです。

そのため、酢水に付けることで
変色するのを防いでくれます。

また、水に浸しながら冷蔵保存することで
乾燥を防いでくれます。

冷蔵保存の場合は2日ほど持ちます。

また、最低でも毎日水は変える様にしましょうね。

冷凍保存の場合

①表面の水気をよく切る

②加熱したものは良く冷ます。

③冷凍用保存袋に入れ空気を抜いて冷凍庫へ。

調理する場合には解凍せず、凍ったまま調理できます。
解凍しない方が味の劣化を防ぐことが出来ます。

冷凍保存することで1ヶ月程持ちます。

里芋の皮むきがかゆいのはなぜ?

里芋の皮むきをしていると
ぬめりで痒くなったことありますよね。

里芋の皮を剥くと手が痒くなるのは
里芋に含まれているシュウ酸カルシウムという成分が原因なんです。

シュウ酸カルシウムは結晶が針のような形をしているのです。
そのため、その針のような結晶が皮膚に刺さることで
痒みや痛みを感じるのです。

このシュウ酸カルシウムは煮たり、蒸したり
加熱することで消えるのですよ。

なので、里芋の皮むきをする時
手が痒くなるという方は
加熱してから剥くようにすれば
痒みを抑えられるので調理も簡単にできますよ。

まとめ

里芋の下処理方法について紹介させて頂きました。

里芋の皮むきってぬめりがあるので
剥くのが大変ですよね。

しかし、加熱後に剥くとツルんと
簡単にぬめりも気にならず剥けるので
この方法を知ってからは包丁ではむいていません。

また、下処理後は冷凍保存することで
長期間保存でき、調理も簡単ですよ。

是非参考にしてみて下さいね。

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