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七草粥を食べる意味は?いつ食べるのがいい?ご飯からの作り方紹介

2017年11月20日

七草粥を食べる意味は?いつ食べるのがいい?ご飯からの作り方紹介

七草粥を食べる意味って気になりますよね。

七草粥に入れる七草にはさまざまな作用があるって知っていましたか?

縁起の良い食材であり、お正月明けに食べると健康にもとてもいいんですよ。

今回は七草粥を食べる意味、七草粥はいつ食べるの?、七草粥のご飯からの作り方についてご紹介しますね。

七草粥を食べる意味とは?

七草粥を食べる意味は?いつ食べるのがいい?ご飯からの作り方紹介

お正月明けに七草粥を食べるご家庭もあるかと思います。

なぜ、お正月明けに七草粥を食べるのか知っていますか?

七草粥は平安時代から使わる行事の一つなんです。

春の七草には早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うと言われています。

邪気を払う=無病息災ということで、一年の無病息災を祈るという意味で食べられているのです。

また、お正月はみんなで集まりお酒を飲んだり、おせち料理などの濃い味付けのものを
食べる機会が多いです。

七草には胃腸に優しい成分が含まれているので、お正月疲れの出た胃腸の回復にも
ちょうどいいのですよ。

七草粥って何?

一般的には春の七草を入れて作るおかゆのことをさします。

では、春の七草とはどんなもので、どんな効果があるのでしょうか?

芹(せり)

別名シロネグサとも呼ばれています。

「競り勝つ」という意味があり
縁起物にされている食材です。

血液をキレイに保ち、高血圧や、動脈硬化の抑制などの作用があります。

また、胃腸の調子を整える整腸効果があります。

薺(なずな)

ぺんぺん草とも呼ばれ、道端によく生えています。

「なでて汚れを払う」とされる縁起の良い食材なんです。

高血圧・便秘・利尿・解熱・止血作用などに、効果があると言われています。

御形(ごぎょう)

母子草(ははこぐさ)とも呼ばれます。

「仏体」を表す縁起の良い食材です。

咳止め、喉の炎症、むくみ、利尿効果があると言われています。

繁縷(はこべら)

はこべとも呼ばれます。

「繁栄がはびこる」として、縁起の良い食材と言われています。

効能は七草の中でも多く、止血作用、鎮痛作用、利尿作用、歯槽膿漏の予防などに
効果があると言われています。

仏の座(ほとけのざ)

正式名は小鬼田平子(こおにたびらこ)です。

名称通り「仏の安座」と言われ、縁起が良いとされています。

整腸作用、高血圧予防、胃を丈夫にする作用があります。

春の七草ではキク科のホトケノザをさします。

シソ科のピンク色の花を持つホトケノザは食べることは出来ません。

菘(すずな)

正式名は蕪(かぶ)です。

「神を呼ぶ鈴」と言う意味で、縁起の良い食材とされています。

現在では一般的に食されているカブのことなんです。

胃潰瘍、胃炎、風邪、骨粗鬆症、便秘などに作用があると言われています。

蘿蔔(すずしろ)

現代では大根としておなじみの食材なんです。

根が「汚れの無い純白」を表しているとされ、すずしろと呼ばれているそうです。

消化不良や二日酔い、発熱、冷え、頭痛、胃炎、便秘などさまざまな作用があると言われています。

七草粥はいつ食べるの?

1月7日の朝食べると良いとされているんです。

この日は「人日の節句」と言われ、毎年1月7日に固定されているんですよ。

食べる時間帯はご家庭によって様々だと、思いますが朝食べるというのは昔からの風習らしいですね。

前日の1月6日の夜に七草をまな板の上で細かく刻み、翌日の朝にお粥を朝食として食べていた為
朝に食べるという風習のようですよ。

 

七草粥のご飯からの作り方

≪材料 2人分≫
ご飯・・・お茶碗2杯
七草パック・・・1パック
水・・・700cc
白だし・・・大さじ4

≪作り方≫
①七草はキレイに洗い細かくきざみます

②鍋にご飯、水、白だし、すずな、すずしろを入れ
具が柔らかくなるまで煮込みます

③他の七草も入れ、一煮立ちしたら完成

まとめ

七草粥について紹介させて頂きました。

お正月明けに七草粥を食べることには健康のために良いことなんですね。

七草粥を食べ、健康な一年を過しましょう!!

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