鳥インフルエンザ流行時に鶏肉を食べてもOK?インフルエンザとの違い

ニュースでも報道されていますように鳥インフルエンザウイルスが検出されて、今年も鳥インフルエンザが注目されています。

今回は
鳥インフルエンザの感染経路や
人間にも感染するのか
鶏肉や卵を食べても大丈夫なのか
など詳しくご紹介します。

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鳥インフルエンザが流行っている時期に鶏肉を食べても大丈夫?


鳥インフルエンザの原因のウイルスが人の細胞に入るための受容体は、
鳥の受容体と違います。、ウイルスは酸に弱く、胃酸でウィルスの感染力や毒性を失わせると考えられています。

さらに、家きん類でウイルスが確認された場合には、鳥インフルエンザに感染した鶏が市場に出ないようにする家畜防疫上の処置で
殺菌や消毒等の衛生管理が流通の各段階で行われていますので、

日本では、鳥インフルエンザが鶏肉や卵を食べても人には感染しないと考えられています。

受容体・・・細胞膜、細胞質または核内にあるタンパク質
神経伝達物質、ホルモン、細胞増殖因子その他の物質を結合し、細胞の反応を開始させるもの。


家きん類・・・肉・卵・羽毛などを利用するために飼育する鳥の総称
人間の生活に役立てるため野生の鳥を品種改良をして飼育しているもの。

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鳥インフルエンザとインフルエンザの違いはなに?


「インフルエンザ」「鳥インフルエンザ」「新型インフルエンザ」はすべて
「インフルエンザウイルス」が原因です。

インフルエンザウイルスには、A、B、Cの 3 つの型があります。

人間や鳥、豚などの動物は、A型インフルエンザウイルスに感染し、人間はB型と
C型のインフルエンザウイルスに感染します。

鳥インフルエンザについて


水鳥では、インフルエンザウイルスが腸管にあります。

「鳥インフルエンザ」のウイルスのうち、家きんの致死率が特に高い「強毒株」を、「高病原性鳥インフルエンザウイルス」と呼びます。

日本ではH5N1の場合は
「高病原性鳥インフルエンザウイルス」として、殺処分、消毒、家きんや卵などの移動制限など行われます。

一般的には、鳥インフルエンザウイルスは、人間に感染しません。

しかし、現在アジアを中心に広がっている「高病原性鳥インフルエンザウイルス」(A型インフルエンザウイル
ス、H5N1 亜型(H5N1))は、人間に感染し、2012年2月に584 名の感染確定者と、345 名の死亡者が
報告されています。

これらの犠牲者の多くでは、病気の鳥も合わせた多くの鳥を家の中で飼育したり、大量の死んだ鳥を触わったり、接触をしたと
確認されていて、感染した鳥はH5N1 亜型のウイルスに感染していました。

強毒株とは?


人に対する致死性の強さのことを言います。

ウイルスの遺伝子変化などで、全身に強い症状を引き起こし、致死性が高くなると強毒型と呼ばれます。

人間の「インフルエンザ」はA型かB型のインフルエンザウイルスが原因


人間が、A型とB型のインフルエンザウイルスに感染した場合、鼻水、くしゃみ、咳、発熱などの症状と、38℃を越えるような高い熱や頭痛、筋肉痛などの全身症状が強く出ます。

日本の場合は主に冬場が中心となりますが、国や地域によって流行が起こる季節があることから、季節性インフルエンザと呼ばれています。

C型インフルエンザウイルスに感染した場合は、鼻水が気になる程度です。

鳥インフルエンザ 人に感染するの?


原因となったウイルスによって違いがありますが、突然の高熱、咳などの呼吸器症状、全身の倦怠感、筋肉痛などの全身症状が現れます。

ほとんど症状が見られない軽症、通常のインフルエンザの症状、そして重篤な肺炎、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、多臓器不全などで
急に悪化して死に至るものまでいろいろです。

アジアを中心に発生した2003年のH5N1亜型では、初期症状は突然の高熱と咳などの気道症状と、
全身倦怠などを伴うインフルエンザに似た症状で、初期には季節性インフルエンザと症状的な違いはありません。

下痢、嘔吐、腹痛、胸痛や、鼻出血や歯肉出血が初期症状として報告されていますが、
H5N1亜型感染による特徴的な経過として、早い段階に下気道症状が現れ急に悪くなって
多くの患者では初診時にすでに一次性のウイルス性肺炎による下気道症状が出ています。

タイでは、発症後6日間ぐらいでARDSを発症の報告があり、トルコでは重症例では発症から3から5日で呼吸不全が報告されています。

ベトナムでは、脳炎事例が報告されていて、鳥インフルエンザが引き起こす疾患の幅が広いことが分かります。

下気道症状とは?


鼻から気管支までの、空気を運ぶ器官を「気道」と呼びます。
鼻からのどまでを「上気道」、気管から気管支までを「下気道」といいます。

どのような場合に鳥から人に感染するの?


感染源は、H5N1に感染した、病鳥や死鳥の排泄物や体液です。
野生鳥などの体液・排泄物をさわったり、飛沫を吸入することによって人間へ感染します。

特に病鳥の羽をむしったり解体したりする事も感染します。
また、加熱調理が不十分な肉を食べて感染の報告がありますが、
人間への感染は少数で、鳥から人間への感染は低いと考えられています。

人から人へ感染するの?


2003年にオランダでH7N7亜型のウイルスで、人から人への感染が報告されています。

また、現在アジアを中心に流行しているH5N1亜型にでは、人から人に感染が疑いがあるのは、
ベトナムとタイ、インドネシアの3件と、2006年5月末に報告されたインドネシアの北スマトラの一農村で特定の家族に集中してみられる感染が報告されています。

つまり、ある程度の期間持続する接触があれば、感染は起こる可能性があると考えられています。

鳥インフルエンザ 感染を防ぐための注意



鳥や動物をむやみにさわらないようにしましょう

鳥インフルエンザが流行している国や地域に行った場合、現地の野鳥などの動物をさわらないようにしましょう。

特に子どもは好奇心で野鳥に触ってしまうことがあるので注意してください。

ペットで飼っている鳥の衛生状態に注意しましょう

日本で鳥インフルエンザが発生したために、家庭などで飼育している鶏や小鳥がすぐに危険ということではありません。

しかし、鳥や動物はインフルエンザウイルスの他にもさまざまな細菌やウイルスを持っているかもしれないので、
衛生状態には注意をして掃除をこまめにしましょう。

動物に触ったあとは手洗いを必ずしましょう

鳥や動物を触ったときは、しっかりと手を洗いましょう。

鳥インフルエンザが集団発生しているところには行かないようにしましょう

鳥インフルエンザが発生している鶏小屋へは、なるべく行かないようにしましょう。

どうしても鳥小屋に入らなければならない場合は、感染予防のために医療用のマスクや、ゴーグルなどを着用しましょう。

終わりに


鳥インフルエンザウイルスは多くの種類の鳥類に感染しますが、
国内で鳥インフルエンザが発生した時、家庭などで飼育していたニワトリや小鳥がすぐに危険という事ではありません。

鳥がいつもと比べて様子が違うとか、弱っているなど、異常があった場合は獣医に相談し、
飼い主が身体に不調を感じた場合は早めに医療機関を受診しましょう。

鳥にさわった後の手洗いは必ずしましょう。

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