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いつも冷たい何をしても温まらないのは何故?その冷え性の原因と改善策!

2016年10月11日

いつも冷たい何をしても 温まらないのは何故? その冷え性の 原因と改善策!

どんなに運動しても冷えるし体調も良くない。

手や足だけではなく、お腹を触った時に冷たいと感じる時はありませんか?

今回は、自分では気づくことが出来ない冷え性の症状と原因
そして改善策のご紹介をします。

隠れ冷え性の症状

最も冷えを感じるという場所は手足ですが、お腹、全身など、どこかがいつも冷たい、何をしても温まらないという悩みを持っている女性が多いです。

内臓型冷え性とは、隠れ冷え性とも呼ばれています。内臓に冷えの症状があらわれるので、自分ではなかなか気付けないという怖さもあります。内臓の理想的な温度は37℃から38℃です。
その温度を保つための平均体温は36.5℃くらい必要です。

以前は成人の標準体温が36.5度と言われていましたが、約20年の間に36度前半の方が多くなって
中には35度台という方も増えています。

それとならんで生活習慣病や自律神経失調症など新しい病気で苦しんでいる人も年々増加傾向にあり、
また以前にはあまり多くはなかった病気アレルギー疾患、子宮筋腫や卵巣膿腫などの婦人科疾患で
悩んでいる人も増えてきています。

昔から冷え症は万病のもと、と言い「身体が冷える」ということは、多くの病気の原因のひとつになっているのです。

冷え症をただ手足が冷えるということだけではなく、この冷えによる深部体温の低下によっていろいろな病気が引き起こされていることを知ってしっかりとした対策が必要です。

深部体温の意味

深部体温と体の中心部の体温のことです。
人の体は、深部体温と表面の皮膚体温があって、温度に違いがあります。
人の深部体温は37度前後と言われていますが、皮膚温度はこれより低く、手や足の温度はもっと低いです。
冷気にあたって、体が寒さや冷えを感じると、まず手や足の皮膚温度が下がり、深部体温を保とうとします。

冷え性と末端冷え性の違いはなに?

冷え性には下半身型冷え性・・末端冷え性・内臓型冷え性などがあってそれぞれ冷える部分が違い症状も違います。
つまり、冷え性 と末端冷え性に違いはなく下半身・末端・内臓など体のいろいろな部分に冷えの症状が生じることを冷え性といいます。

では、下半身型冷え性、末端冷え性、内臓型冷え性にはどのような原因があってどのような症状がでるのでしょうか?

下半身型冷え性とは?

上半身は温かいのに腰から下の下半身だけが冷える事をいいます。
年齢を重ねるごとに症状があらわれる可能性が高いと言われています。
症状は寒い季節だけでなく、気温の高い夏にも症状が出る場合もあります。

下半身型冷え性の原因

下半身型冷え性は下半身の血行が悪いことが原因。
下半身の血行が悪いため、腰から足先まで血がめぐらず冷える症状です。
若い頃には少なく、年齢を重ねるごとに発症する可能性が高いといわれる冷え性です。
お尻の筋肉が硬くなる事で足の血管が収縮し足先まで熱を送りにくくなってしまいます。

下半身型冷え性の症状

下半身型冷え性は冷えの症状がだんだん拡大していくのが特徴で、初めは足先の冷えから始まって足裏や上半身には冷えをあまり感じないのに、なぜか足先だけが冷たくなってしまいます。
症状の悪化により足先の冷えから足首の冷え、ふくらはぎやふとももにまで達してきます。

血のめぐりが悪いことで温かい血が上半身でとまってしまい下半身だけに冷えの症状があらわれることで、冷えのぼせの状態になります。

末端冷え性とは?

末端冷え性とは、体は温かいのに手や足の先だけが冷える症状で10代~30代の女性に多いのが特徴です。
手先・足先以外は温かいため、末端冷え性になっていることに気付かない場合もあります。
体で熱をうまく作れないことで熱が届かず、手や足の先が冷えます。夜、寝ていても目が覚めるほど冷たくなってしまう場合もあり末端冷え性が原因で十分な睡眠を取れないこともあります。

末端冷え性の原因

血流の悪化や代謝の悪化が末端冷え性の原因と言われています。
体の中を循環する血液が、熱を体全体に運ぶ役割をしています。
血液の流れが悪くなるということは、熱も体にうまく行き渡りません。
血液の循環が悪くなるとまず血液が不足している部分に運ぶよう、脳が反応します。手先や足先は心臓から遠いため後回し状態となり、冷えを感じるようになります。。
また、血流が悪くなると老廃物が溜まりやすくなります。
老廃物が溜まるとさらに血流が悪くなるという悪循環になり、末端冷え性の症状を悪化させる原因になります。

末端冷え性の症状

・手先・足先だけが冷たくなる
・手足がなかなか温まらない
・足がむくみやすい
・免疫力の低下
・手足が冷たく寝付きが悪い
・肌にトラブルがある
・冷えが原因で頭痛や肩こりの症状がでる
・めまいや貧血を起こすかもしれない

末端冷え性は手先・足先だけでなく、腰や背中・肩や首にも症状があらわれる場合があります。

内蔵型冷え性の原因

運動不足や筋肉量不足・低血圧が原因で内臓温度が下がってしまい、内臓型冷え性になる可能性があります。
筋肉は血液を全身へ送るポンプの役割も果しています。
女性に冷え性が多いのは男性より筋肉量が少ない事が原因です。

内臓の温度が下がると冷え性だけでなく、代謝が悪くなったり消化・吸収の働きも鈍くなってしまうため脂肪燃焼やカロリーのエネルギー転換にも悪い影響が出ます。

内臓冷え症とは、手足はそれほど冷えていないにも関わらず、脳や心臓など体の中心が冷えてしまうタイプの冷え性です。

脳は最も温度が保たれている場所なのですが、内臓のまわりに余分な脂肪がつくことで、血流の流れを悪くし、脳の温度を下げてしまいます。
脳の温度が下がると、思考力が低下してしまい、下痢や便秘、膀胱炎などかかりやすくなります。

最近体が冷えているな、と感じている場合、もっと内臓を冷やしてしまわないためにも、年末年始の暴飲暴食は気をつけたほうがいいですね。

内蔵型冷え性の症状

内臓型冷え性は自分ではなかなか気付かない部分のため次のような症状がある場合、内臓型冷え性の可能性があります。

・下腹部が冷える(ワキよりも冷たい)
・いくら厚着をしても冷える
・風邪をひきやすい
・胃腸が弱い
・運動不足
・肩こりがひどい
・肌トラブルが多い いつも顔色が悪い
・体が冷えて寝つきが悪い
・冷えが原因で倦怠感がある

手のひらを「おへその上」と「おへその下」に置くとおへその上の方が冷たい場合、内臓の温度が低い証拠です。

内蔵型冷え性は、内臓の代謝を悪くします内臓の冷えがあると、体温が低くなり、35度台になっている人が多いといいます。35度台の体温になると、抵抗力が弱くなり、病気になりやすくなります。
また、内臓の冷えによって内臓の温度が1度下がるとその代謝率が12%から15%も下がってしまうので、内蔵機能が低下し、膀胱炎や機能性胃腸障害などを起こしやすくなります。

内臓型冷え性の改善方法

運動をしましょう。

運動不足は、内蔵型冷え性や、冷え性の原因です。日頃から気軽に身体を動かす習慣をつけていきましょう。
運動で筋肉を動かし、身体をあたためることが大事です。

下半身の筋肉量が少ないと、血流のためのポンプの働きが弱くなり、内臓の血液循環も悪化します。
ふくらはぎを揉んだり、ストレッチをするなど、下半身を鍛えましょう。

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冷え性 ホッカイロの貼り方で注意すること

内臓が冷えないようににカイロを貼っていますか?

実はカイロで体を温めても、貼り方を間違えてしまっていると効果は半減します。

内臓冷えを解消するにはおへそよりも1から2センチ下のところにカイロを貼ってください。
お腹を温めることで臓器の働きも良くなります。
また臓器の働きが活発になることで全身の血の循環が良くなります。

体全体を温めるのは体の中心に貼る

肩甲骨の間あたり、背中の真ん中に貼ると
肩まわりの筋肉がほぐれて血行がよくなるため、全身が温まります。

体の中心を温めることで手先や足先も温まってきます。
肩こりや頭痛のひどい人も是非お試しください。

終わりに

手軽ですぐに温かくなって便利なカイロですが、注意が必要なこともあります。

足元用のカイロは密閉された靴の中で使っても酸素をよく取り込み、発熱しやすいように工夫されています。

部屋の中で靴をはかずに使ったら、酸素を取り込みすぎて想定温度より熱くなりすぎてしまいます。
使用方法を必ず守ってくださいね。

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