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トマトをプランターで秋に育てるコツ!苗選びや植え付けで重要なこと

2021年8月30日

トマトをプランターで秋に育てるコツ!苗選びや植え付けで重要なこと

秋トマトを育てたい場合夏トマトと育て方が違うのでしょうか。

今回はトマトをプランターで秋に育てるコツとして品種選びや苗選び、植え付けのポイント
収穫時期など詳しくお伝えします。

トマトをプランターで秋に育てるコツ!

秋に育てるトマトの品種選び

基本的にはどの品種も秋トマトとして育てることはできますが、その中で、ミニトマトがおすすめです。

品種で大玉・中玉・ミニの違いは、玉の大きさや重さですが、1玉の大きさが大きくなればなるほど、花が咲いてから色がつくまでに時間がかかります。

涼しくなる頃から秋トマトの収穫を始めるために夏よりも、収穫までにかかる時間が長くなります。

そのため、大玉トマトだと育てている間に寒くなって株が枯れてしまうのです

秋もしっかりと樹上で熟させて収穫したい場合は、収穫までの期間が短い、ミニトマトだと失敗が少ないですね。

トマトの第一花房とは?

第一花房とは、トマトが最初につける花房のことです。
その次に出てくる花房のことは第二花房、その次は第三花房、となります。

第一花房はいろいろな目安になります。

苗を選ぶ時

苗を選ぶとき、第一花房が付いているものを選びます。
大きな蕾や花がついている苗が良いです。
すぐに植え付けができるように良い苗を選びましょう。

植え付けをする時

植え付けは第一花房が咲いてからします。
トマトが生長するのに、栄養生長と生殖生長とを同時に行います。

・栄養生長
花や子房などの生殖器官に対し、葉や茎のことを栄養器官といいます。
栄養器官のみを茂らせる生育のことを栄養生長という。

・生殖成長
花芽をつくり、花を咲かせ、実を結んで種をつくること。

第一花房は生殖生長の一段階目です。
この時に植えつけることによって、両方の生長をバランスよくできるのです。

第一花房を自分側に植え付けましょう。

植え付けるときに、花が見えている方を自分の方や通路に向けます。
これは、トマトの花房は同じ向きでつく性質を利用するということです。

第一花房が自分の方に向いていれば、その後に出来る第二、第三花房も全部自分の方に向いて、
受粉や収穫などの管理がしやすくなりますね。

第1花房は必ず着果させる

植えた時の苗が若すぎたり、肥料が多すぎたりすると、樹木の生育状態が強すぎて、
花が付きにくくなるからです。

一番花が咲いている状態で定植すると、株にちょうど良く負担がかかり、つるボケになりにくく花が付きやすくなります。

つるボケって何?
植物に葉っぱやツルばかり生えて、花が咲かなかったり、花が咲いても結実しない症状の事です。

トマトの第一花房に実をつけることは、とても重要なことです。
第一花房にしっかりと実がつけば、その後も順調に実をつけてくれます。

収穫を安定させ収穫量を上げるためにも、第一花房には確実に実をつけるようにしましょう。

秋トマトの育て方

「秋トマト」というミニトマトは、8月下旬~9月下旬まで植え付けをして、9月下旬~11月頃に収穫ができます

この「秋トマト」のすごいところは、寒くなってきてからも、
室内での栽培が可能なところです。

日の当たる室内で栽培することで、
ゆっくりと生長しながら2月頃まで実をつけます。

秋トマトの植付けのポイントは
暑い時期にするので
根がしっかりと張るまで、
水を切らさないように気をつけます。

トマトは日当たりと風通しの良い場所が適しています。
最初の肥料は控えめに与えましょう。

第3花房が開花するぐらいから、
鉢やコンテナのふちから直接根に当たらないように追肥します。

秋トマトは、3本仕立てにすると収穫量が増えます。
実の付きを良くするために2週間に一度、
トマト専用肥料などを追肥してください。

水やりは控えたほうが甘みがましておいしいです。

秋が過ぎて寒くなってくると、
さすがのトマトも生育が遅くなって、最終的には枯れます。

できる限り長く収穫するためには、防寒対策が必要です。

室内に入れる

寒さが厳しくなってきたら、室内に入れます。
秋トマトを室内に取り込む予定の場合は、
あらかじめ容器栽培にしたほうが後々便利です。

防寒しない方法

防寒対策を何もせず、トマトが寒さで枯れるまでそのままの状態で育てます。
防寒対策をした場合に比べると、収穫できる期間は短くなりますが、
栽培場所が限られている場合、防寒せずに育てる方法もあります。

 

トマトの収穫時期 秋の場合

ミニトマトは開花後30日からが収穫の目安です。
だいたい10月上旬から収穫ができます。
トマトの収穫期間は1ヶ月間です。

トマトの収穫時期の見分け方

色の変化を見る

赤くなる品種であれば、しっかりとトマトのヘタの際まで、赤くなってからが食べごろです。

最近は赤だけでなく、黄色や黒、緑やオレンジの品種もありますが、どれでも、その色になるまでしっかり待って色付けさせることが大切です。

トマトは育っている場所の明るさや日照時間によって、実が大きくなってから色づくまでの時間が変わります。

トマトは、同じ株でも時期によって、色づくまでの時間が変わってくるのです。

色づくまでの時間は決まっていないので必ず目で観察をしましょう。

ヘタからはずれる

トマトを触った時、ヘタからすぐに簡単にはずれるものは、間違いなく完熟しています。

特にミニトマトは、完熟するとヘタから落ちやすくなるので、完熟したかどうかのサインになります。

実の柔らかさで判断する

トマトの実を触ってみて、柔らかさで完熟かどうかを判断することができます。

どのぐらいのやわらかさで完熟なのかは、何度か収穫を経験して触っているうちにだんだんと分かるようになってきます。

ただし、完熟した状態で雨に当たるとすぐに実割れします。
雨が降りそうな時は、赤くなったものはすぐに収穫するか、雨除けをしておきましょう。

終わりに

トマトの栽培で気になる事は皮のかたさです。
夏の終わりから秋に収穫する秋トマトは、日光によく当てて生長を促し、収穫を早めます。

夏から秋は、夜の温度が低く、トマトの皮がかたくなりやすいです。

また、一般的に、畑で育てた場合よりプランター栽培のミニトマトのほうが皮がかたい傾向があります。

その理由は畑で育てるより、土が少ない分、保水力が劣っているからです。
ミニトマトを作る場合は、できるだけ大きめのプランターを使用し、水やり、追肥に気をつけて、完熟してから食べましょう。

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